HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【伊藤勇気が順当にベスト8】
第3日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
日本アマ初優勝を狙う伊藤勇気の1回戦の対戦相手となったのは、日本大学の後輩でもある大槻智春。伊藤は、スタートの1番でバーディーとしリードを奪うと、大槻に付け入る隙を与えず4and3で勝利を収める。続く2回戦は、近藤孝宣との対戦。「1回戦でパットが決まっていたので、このままの流れで…」と目論んでいた伊藤だったが、1番で近藤がイーグルを奪い1downと出鼻をくじかれる。2番で相手のミスからオールスクウェアに戻したが、伊藤はある不安を抱えていた。「1番の2打目。ラフからのショットがフライヤーになってグリーンオーバーしました。これでセカンドショットの距離感に迷いが出ました」4番ではボギーを叩き、近藤に
再びリードを許す。6番に近藤のミスで追いついた伊藤が本調子を取り戻したのは、7番のパー3だった。このホールのティショットを50センチにつけて初めてリードを奪った伊藤は、8番バーディーで2upに差を広げた。しかし、ベスト8を賭けた戦いに近藤も粘りを見せ、10番では両者バーディーでわけるなど一進一退の攻防が続く。勝負が動いたのは、14番。このホールでバーディーを奪った伊藤が3upとすると、16番を取られたものの17番で近藤がボギーを叩き3and1でベスト8入りを果たした。

傍目には磐石な戦いにも見えたが、伊藤は「決して完勝ではありませんでした」と語る。「16番では短いパーパットを外したり、17番もアプローチを寄せることが出来てパーをセーブした。苦戦でした」と笑顔の中にも反省の色を見せる。明日の準々決勝は、田村尚之を熱戦の末に退けたディフェンディングチャンピオンの小林伸太郎。実は、伊藤と小林の対戦は、昨年の準々決勝と同じ組合せ。伊藤が有利と見られたその争いでは、6and5の大差で伊藤が敗れている。小林は、そのままの勢いで日本アマタイトルを手中に収めた因縁の相手。「昨年は、悔しい思いをしました。勝負事なので勝つには運も必要ですが、自分の出来ることを精一杯やりたい」伊藤の1年越しのリベンジがなるか。


その他の記事はこちら
戻る