今年念願のナショナルチームメンバー入りを果たした大江香織(東北高校3年)はこの日、ボギーが先行する苦しいプレーとなった。1番から3連続ボギーを叩くなど、ボギーが先行する苦しいプレーを強いられ、75でホールアウト。通算6オーバーパーで4位タイに終わった。今年5月に個人派遣で韓国女子オープンに挑戦するなど国際経験を積んで日本ジュニア初優勝を狙った大江だったが、2日間とも本来のプレーとは程遠い内容となってしまった。「今日は、ショットとパットがかみ合えば、なんとかなると思ってスタートしたんですが、出だしの3連続ボギーで終わってしまいました」と唇を噛む。「最後まで諦めないでプレーしたんですが、パットがひ
どすぎました」と、うつむく。
「高校卒業後はプロテストを目指します。強い選手になりたい」そう言葉を残した大江。東北高校の先輩には、宮里藍や有村智恵、原江里菜ら女子プロゴルフ界で活躍する選手が数多くいる。残り少ないアマチュア生活の中で、多くの経験を積み、その思いを果たして先輩たちに続いて欲しいところだ。
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