今季プロ2年目、地元新潟出身の若林舞衣子が東日本地区予選をトップで通過して出場権を得たので、地元のファンによる応援が彼女の背中を力強く押したようだ。
「地元開催というプレッシャーはありません。応援団の声援が心強いと感じました。難しいコース・セッティングの方がバーディ合戦のゲームより集中できるし、我慢できます。とにかく初日にアンダー・パーで回れて良かった」と語った。それにはショットの切れ味も良く、10番ホールからのスタートで2ボギーで迎えた18番、第3打をサンドウェッジで50センチメートルにつけるファイン・ショット。「一つくらいバーディが欲しい!」と願った結果だった。これをきっかけにアウトに移っての3バーディにつながったようだ。
今季第8戦目のクリスタルガイザー・レディスで古閑美保とプレーオフを争って2位など、いつ優勝してもおかしくないといわれる若林だけに、地元開催のビッグ・ゲームが初優勝というのも、夢物語ではないだろう。
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