キャディが中学2年の弟、陣一朗君。本人は鹿児島出身の日章学園高校1年生だから、まるでジュニアの大会風景のような錯覚を起こすのは無理もない。今年の日本女子アマチュア選手権でクオリファイングラウンドメダリストの資格で出場した香妻琴乃が3バーディ・2ボギー、1アンダーパーの71で5位タイの好スタートなのだ。なにしろ、日本の名門・廣野GCで、初日に64の8アンダーパーをマークして、一躍勇名を馳せた逸材なのだ。
「この大会はラフを深くすると聞いていたので、宮崎のホーム・コースのご厚意で一部分のラフを特別深くしてもらって、学校帰りに夜遅くまで練習させてもらいました。おかげでパー・オンしたホールは4~5ホール、他はグリーンを外しても、全部アプローチとパットに助けられました」と自身のスクランブル・ゴルフに満足げ。
「明日はまた明日で違う風が吹くと思うので、グリーンを外してもパー・セーブ出来るように頑張ります」と胸を張った。
|