朝から快晴、気温24.5度、風も2メートルと心地よいコンディションの中を、豪州の巨漢プロ、B・ジョーンズが絶好なスタートを切り、5バーディー・2ボギー、3アンダーパー68の好スコアをマークした。玄界灘からの風は午後に吹き出すのが古賀GCの常識だから、「今日のコースは一番カンタンだった!」と喜んだものだ。「ノー・ウィンド、ピン位置もフェアだった」と午後スタートの選手が悲鳴を上げるような要素をまるで気にかけないのだから。
午後になって風も4メートルに変わり、その分グリーンも硬くなって来たのだから、ジョーンズはラッキーだった。ちなみにこの日のグリーン・コンディションはスティンプ・メーターで12フィートという発表だが、午後組にはそれ以上に感じられたに違いない。
「ラフが深いので、ティーショットでドライバーを手にしたのは距離の長いホール、5回だけ。4番ウッド、4番アイアンを多用したよ」とレイアップ作戦だった。
初日、首位タイ。「日本オープンのタイトルは世界のメジャー・タイトルにつながっていると思う」と、絶好のチャンスを手にして顔も晴れ晴れとしていた。
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