JGA特別承認枠で参加の英国シニア・ツアープロの二人がそろって好スコアをマーク、上機嫌でラウンドを終えた。欧州ツアーからシニア・ツアー入りして10年目、59歳のニック・ジョブは4バーディー・2ボギーの70で7位タイ、同じくシニア・ツアー入り6年目、55歳のボブ・キャメロンが4バーディー・3ボギーの71、11位タイだった。
「月曜にコース入りして1回、水曜日に1回の計2回の練習ラウンドだったけれど、素晴らしいコース、フェアなコースセッティングに満足している。イングランドの名門・ウェントワースGCに似た林間コースだから、心底からプレーを愉しんだよ」(B・キャメロン)
「ボブの意見に賛成するが、
このコースではパー・3ホールが難しいのと、バンカーにボールを入れると、転がってバンカー・エッジの近くに止まるのでタフになる。でも、明日のプレーも頑張る」(N・ジョブ)
183センチメートル・83キロと体躯に恵まれるN・ジョブは「ドライバーの平均飛距離は290ヤードだが、ここはアイアンの精度が試される」と明日からのプレーに慎重な構え。学生時代にはクリケット選手だったというから、体力には自信があるものの、この林間コースでは頭脳的コース攻略が必要なことを知っているようだ。
ともに初来日。「昨夜はスシを満喫。天ぷらも美味しい」とグルメ好きの二人はラウンド後の練習にも力が入っていた。
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