尾崎建夫とのペアリングで、攻撃的プレーを展開した室田がまたしても2位。それも3年連続で、中嶋常幸に2回、青木功に1回負けての2位となる巡り合わせ。しかし、過去2回のランナースアップが1打差なら、今回の2位は6打差だから諦めもつくのだろう。「中嶋さんの15アンダーパーには届かないと思っていたから、そんなこと意識していない。でも、昨日までの結果を考えたら、今日のゴルフは最高でした。本当はもっとバーディーを獲れるチャンスがあったけれど、惜しいところで外したからね」と大満足の様子。
尾崎と交互にバーディの取り合いをして、アウトコースで2バーディー。インコースで10番ホールのボギーひとつはあるものの、その後に3バーディーの68。トータル9アンダーパーまで急浮上したのだから。レギュラー・ツアーもかけ持ちする室田にとって、シード権を睨んでのツアー活動がまだまだ続く。
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