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Championship Reports
競技報告
【ゴルフ新興国の中国はエースのLinがチームを牽引する】
第2日 競技報告:JGA
Li Jiayun
中国出身のプロゴルファーといえば、日本女子プロゴルフツアーで活躍する張娜の名前が思い出されるが、国内のゴルフは、まだまだポピュラーとは言えないようだ。2012年のアジア大会に向けて、今年ナショナルチームを発足させた中国は、19歳のLi Jiayunをエースとしてクィーンシリキットを戦っている。

Jiayunは父親の影響で12歳からゴルフを始めると、すぐに頭角を現し、ゴルフ歴7年にしてナショナルチームの中心選手に成長した。第1ラウンドで71とチームトップのスコアをマークすると、第2ラウンドも雨でドライバーショットの飛距離が落ち、2打目以降のクラブ選択に悩まされながらも2バーディー・7ボギー
の79にスコアをまとめ、懸命にチームを引っ張っている。エースとしての自覚から「初めてクィーンシリキットに出場して、アジア各国が集うこの試合の大きさと意義を感じている」と語る。この若いチームを率いているのが、キャプテンのWang Lei。Leiは選手として本選手権に出場した実績と、プロゴルファーを目指して日本で研修生をしていた過去を持つ。

現在、USLPGAツアーメンバーに加わったFeng-shanshanを育て上げた力量を認められ、中国ナショナルチームの監督を務めている。「中国のナショナルチームはジュニア世代から選手を選考し、強化を始めている。中国のゴルフ強化は始まったばかり。これから活躍する選手を数多く輩出できるでしょう」と、自信を見せる。「Jiayunは、4年後のアジア大会でも中心選手として活躍してくれると思う。アジア大会で、もう一度お会いしましょう」と不敵な笑みを見せた。

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