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Championship Reports
競技報告
【森が+3と善戦するも、期待の酒井が42位Tと出遅れる】
第1日 競技報告:JGA
【森が75で18位T】
カールトンオークスCCで開催された世界ジュニア女子15~17歳の部。女子日本チームは、ショットが好調ながら、パッティングに苦しむストレスがたまるラウンドとなった。その中で奮闘したのは、森美穂。森は昨年発足した「チームジャパン・ジュニア」の1期生に選考され、今年度に晴れて正規メンバー入りを果たし、初の日本代表の座を射止めた。本年も中部女子アマを制し、日本女子アマベスト32入りを果たすなど成長著しい期待の選手。出だしは、その期待にこたえるようにティショットが好調でことごとくフェアウェイをキープする。しかし、アイアンショットがイメージ通りに打てず、アプローチでパーセーブを続ける苦しいゴルフとなってしまった。5番で6メートルのバーディーチャンスから3パットのミスでボギーが先行すると、続く6番も17メートルのバーディーパットを1メートルに寄せながら、これを外して連続3パット。「アプローチが好調でパーセーブできていたのに…連続3パットが悔しい」と前半のプレーを振り返った。それでも8番をバーディーとし、1オーバーパーでハーフターンした森。後半に巻き返そうと必死のプレーを見せたが、14番でティショットが木に当たり、2打目をミスするなどこのホールでボギーを叩く。16番もティショットをフェアウェイ右のバンカーに打ち込みボギーとスコアを落とし、この日1バーディー・4ボギーの75。このスコアにも森は、しっかりと前を向いている。「距離の残ったパッティングが寄せきれず、難しい距離のパーパットが残ってしまった。でも、なにが悪かったのかは分かっている」今日のミスの原因をつかめたからこそのコメントだろう。明日のスタート前にしっかりと調整して、今日の雪辱を期す。

【酒井は78で42位Tスタート】
昨年の日本女子アマで綾田紘子と女子アマ決勝戦で史上初めてのエキストラホールにもつれ込む熱戦を演じ、準優勝を果たした酒井美紀。同年の日本ジュニアでも宮里美香とプレーオフを争い惜敗するなど、今一歩で優勝を取りこぼしているが、恵まれた体格から放たれるショットは、抜群の安定感で、1年を通して好成績を残してきた。

今年は念願のナショナルチーム入りを果たし、世界ジュニア代表にも選考された酒井。この世界ジュニアをきっかけに飛躍の年としたいところだったが、第1ラウンドは思わぬ不調で2バーディー・8ボギーの78。42位タイと前途多難な出だしとなってしまった。「今日の目標は2オーバーパーだった」という酒井だったが、4番でアプローチをミスしてボギーとしてしまい、その目論見は霧散してしまった。「アプローチのミスを次のホールでも引きずってしまい…」5番も70ヤードの2打目をグリーン手前バンカーに打ち込むミスで連続ボギー。この連続ボギーで「自分のゴルフではない“攻めのプレー”を強いられてしまった」ため、7番、9番で3パットのボギーとちぐはぐなゴルフとなってしまった。

後半11番でようやくこの日発バーディーを奪い、一息ついたのも、つかの間。15番でまたもグリーン手前35ヤードからのアプローチをミスしてボギー。16番では8メートルのバーディーチャンスを「狙いにいって」3パット。17番で6.5メートルのバーディーを決めたものの、焼け石に水。最終18番も1メートルを外してボギーでホールアウトした。今日1日の酒井のプレーは、目標スコアをクリアしようとすればするほど焦りを生み、ミスを呼び、本来の酒井地震のプレースタイルを見失わせる悪循環に陥ってしまった。「最終2ホールはバーディーを狙いにいったのですが…短いパットを外してしまって。明日はパットに集中して、パープレーを目指したい」女子チーム最年長の酒井。エースとしての責任感からプレッシャーを負ってのプレーとなっているが、今日の内容を反省し、明日のラウンドの糧にして本来のプレーを取り戻したいところだ。

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