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競技報告
【パッティングの復調で2位に浮上した森美穂】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
「昨日のパッティング不調の原因がわかったのでそれを意識しながらプレーした」という森美穂は、前半セカンドショットがグリーンを捉えずアプローチでパーを拾う苦しい展開。5番で3.5メートルのバーディパットを沈めリズムを掴むと、8番でセカンドショットをグリーン奥に14ヤードオーバーするも、そこからサンドウェッジでチップインバーディを奪い流れに乗った。続く9番でも5メートル、11番でも4メートルのバーディパットを沈めて、順調にスコアを伸ばし、その後も、1メートルから1.5メートルのパーパットを一度も外すことなく、堅実なプレーでパーを重ねる。15番をティショットのミスからボギーにするも、上がり3ホールも危
なげなくパーで終え、4バーディ、1ボギーの69のベストスコアタイでホールアウトし、通算144ストロークでトップの1打差に2位に浮上した。

「ショートパットを一度もミスらなかったのが良かった。今日は1メートルくらいのパットが残ることが多かったのですが、最後まで集中力を切らさずにできたので明日もミスのない安全なゴルフをしたいです。」と明日への意欲を覗かせた。安定したショットパフォーマンスが持ち味の森だけに、今日のラウンドでグリーンを攻略できたのは大きな収穫。首位争いのプレッシャーのかかる第3ラウンド、今日のように精度の高いショットが打てるかが上位に残る大きな鍵だといえる。

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