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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【女子チーム3人が最終ラウンド進出を決める】 |
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【酒井美紀 通算+3、4位】
昨日は、ショットが好調だった酒井美紀。パッティングに不安が残ったまま今日のラウンドをスタートした。酒井の勝負はいかに前半でスコアをまとめ、「得意なコース」という後半に気分良く望めるかという点だ。「集中して、堪えるゴルフを心がけた」酒井にスタート直後に幸運が訪れる。1番で昨日まで苦しんでいた2メートルのパットを沈めてパーセーブした後の2番。グリーン右から6番アイアンで打ったアプローチが直接カップインして、チップインバーディーを決める。続く3番は「バーディーを狙いにいった」が、3打目をミスしてボギー。5番で6メートルを決めて「良いリズムになった」という通り、7番では2段グリーンの上の段から10メートルのパットを慎重に寄せてパーをセーブ。しかし、8、9番では攻めにいったホールでボギーを叩く悪循環から抜け切れない酒井のプレーを象徴するかのように、連続ボギーを叩いてしまう。このままズルズルとスコアを落とすかと思われた酒井だったが、自身の言葉を信じたプレーで後半に盛り返す。12番こそ「自分の苦手なライン」に乗せてしまい3パットのボギーとしたが、13番では残り86ヤードの3打目を1.5メートルに寄せて、バーディー。「とても得意なホールで狙いにいった】17番では、ようやくその思い通りのプレーで128ヤードのセカンドショットを50センチにつけて、後半2つ目のバーディーを奪って見せた。この日は、4バーディー・4ボギーの72。「目標だった」というパープレーで通算3オーバーパー。8位から4位に順位を上げて、最終ラウンドでの逆転優勝に望みをつなげる1日となった。「今日のプレーは全体的に落ち着いていた。試合は明日で終わりなので、思い切りプレーしたい」と力強いコメントを残した。
【森美穂 通算+5、5位タイ】
ゴルフは、難しいスポーツだ。森美穂には、そのことを思い知らされる1日となった。第1ラウンドはパッティングが不調。昨日はショットが不調ながらもアプローチとパッティングが復調して69。そして迎えた第3ラウンドは、昨日の好プレーを支えたアプローチが精彩を欠き、苦戦のプレーを強いられた。スタートの1番から、今日一日のラウンドを暗示するかのように、グリーン手前23ヤードのアプローチをミスしてボギーとした森。2番3メートル、5番で5メートルを沈めてバーディーを奪い「出だしのボギーから、この2バーディーでよい流れに変えることが出来たと思った」という森だったが、うまく事は進まない。セカンドショットでグリーンを捉えられない森は、7番で1.5メートルを外してボギー。10番は2打目をグリーンオーバーさせ、木がスタイミーとなるアンラッキーもあり、ボギー。12番はアプローチをミスして6メートルのパーパットが残り、13番もアプローチを3メートルと寄せきれず、スコアを落としていく。16番もフェアウェイ右のバンカーから2オンできずアプローチミスして、この日6つ目のボギーを叩いてしまった。2位スタートで優勝争いのプレッシャーもあった森だったが、今日のプレー内容には、自分自身が納得できない。「今日の目標は、全ホールをパーでプレーすることだった。1ホール1ホールで考えてプレーしていたが、セカンドショットでグリーオンできずにリズムを崩してしまうと、そのままアプローチも寄らなくなってしまい…。今日のスコアは、とても悔しい」とうなだれる。「明日は、思い切り悔いの残らないプレーをして、巻き返したい」
【青木瀬令奈 通算+7、10位タイ】
チームジャパン・ジュニアから唯一人世界ジュニア代表に選考された青木瀬令奈は、昨日まで9オーバーパーと苦戦が続いていた。その原因は、アプローチとパッティングの不調にある。しかし、世界ジュニア3日目にして、ようやく青木本来のショートゲームを取り戻し、納得のプレーを見せた。ボギースタートを喫した青木だったが、3番で3メートルを沈めてスコアを戻す。4番ボギーとした後、5番で5メートル、6番で80センチにつけて連続バーディー。9番も68ヤードの3打目を80センチにつける見事なアプローチで前半を1アンダーパーで終える。しかし、青木は「前半はなかなかパーセーブが出来ず、少し焦りもありました」と好スコアにも不安を残すプレーだったと振り返る。その不安も後半は一転。13番でティショットを右バンカーに打ち込むピンチながらパーセーブすると、14番もティショットを左の木に当てる不運がありながら、必死にパー。そして迎えた15番は、35ヤードのアプローチを3メートルにつけてバーディー。16番をボギーとしたが、後半は粘りのプレーでパープレーにまとめて、世界ジュニア初のアンダーパーとなる70をマーク。24位から10位に順位を上げて、溜飲を下げた。「後半は良いリズムでプレーできました。16番のボギーはショックですが、1日を振り返ると明日につながるプレーが出来たと思う」と安どの表情を浮かべる。「明日は、自分の技術と力の全てを出し切りたい」完全燃焼を心に誓い、勝負の最終ラウンドを迎える。
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