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競技報告
【日本チーム 男女共に3位スタート】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
森田理香子 ベストスコアをマークしチームを牽引
伊藤勇気
2008年度(第8回)ネイバーズトロフィー韓国・日本・台湾チーム選手権は13日、台湾のサンライズゴルフ&カントリークラブで開幕。練習ラウンドよりも一段と強くなった風に各選手翻弄されながらも、男女共に終盤まで熱戦が繰り広げられた。

【男子の部】
男子の部は、各チームスコアメイクに苦しみ、なかなかバーディが奪えず、1ホール1ホールをパーで凌ぐ我慢比べの展開となり、トップ争いは最終ホールまでもつれた。17番を終了し、韓国39オーバー、台湾40オーバー、日本45オーバーと7ストローク内に3チームが入る混戦ととなり、迎えた最終18番パー5。日本チームは、チームトップでスタートした伊藤勇気が、ティ
男女共にトップに立った韓国チーム
ショットを左の林に入れ、セカンドを8アイアンで出そうと試みるも、フック回転のかかったボールが強風に乗り左に痛恨のOB。打ち直したボールも左に引っかけてまさかのOBで、このホールを9としてしまいチームは大きく後退。続く選手たちもこのホールを攻略できず、日本チームは、このホールだけでチームスコアを9つ落とし、チームトータル54オーバーでトップの韓国に14ストローク差の3位と、大きく出遅れてしまった。 
トップに立ったのは韓国。個人戦トップ5に、4名入る安定した強さを見せ、チームトータル40オーバー395と2位の台湾に3打さを付け大会4連覇に向けて好スタートを切った。

【女子の部】
男子の部に続きスタートした女子の部、男子同様に終盤までホールごとに順位が入れ替わる接戦となった。日本チームは、海外経験豊富なエース森田理香子がタフなコンディションの中、終始安定したプレーで、1バーディ、4ボギーのベストスコア74をマークし、途中韓国に逆転を許すも、15番ホールまで5ストローク以上のリードは許さずチームを牽引。しかし、日本女子チームの鬼門である上がり3ホールに入ると、海外公式初出場の桒原えりかが、16番でトリプルボギー、続くホールもボギーとし、11オーバーパー82でホールアウトすると、昨年の日本女子アマ優勝の綾田紘子も17、18番と連続ボギーとしてしまい88でフィニッシュ。チーム最年少の福田真未は、ショットパット共に精細を欠き95の大乱調。結果、日本チームは、トータル31オーバー244、トップ韓国に9ストローク差の3位と厳しいスタートとなった。

また、悲願の初優勝を狙う地元台湾は、前半9ホールを終えて韓国を押さえてトップに立つも、後半失速。チームトータル29オーバー242の2位で第1ラウンドを終えた。

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