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競技報告
【薗田は今日も出入りが激しいプレーでイーブンパー】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
昨日は、ショットの不調から出入りの激しいラウンドとなってしまった薗田峻輔。ショットが復調した今日は好スコアが期待されたが、昨日以上に浮き沈みの激しいラウンドとなった。

スタートホールの10番パー5で、サードショットのアプローチを2.5mにつけてバーディ。続く11番、セカンドショットがピンに当たり、1mに付き2連続バーディとして最高のスタートを切った。しかし、続く12番パー3で、風を読み違えグリーンをショート、SWでのアプローチはトップしてグリーンオーバー。返しの9アイアンでのアプローチもグリーンをオーバーしてしまい、このホールダブルボギーとし再びイーブンパーとなってしまう。

13番
パー5では、薗田の持ち味である飛距離を生かし、残り240ヤードのセカンドショットをクリークでピン横8メートルに2オン、2パットのバーディを奪い1アンダー。その後17番までパー重ねる、18番で9メートルのバーディパットを3パットのボギーとし、前半をイーブンパーで折り返す。

後半に入って、薗田の出入りの激しいプレーはさらに増し、9ホール中パーで終えたのは3ホールだけ。1番パー5で、サードショットをグリーン手前20ヤードから9番アイアンでチップインイーグル。2番をボギー、3番パー3をアプローチミスからダブルボギーにし、あっという間に1オーバー。5番のパー5でセカンドショットをグリーン右まで運び、そこから1mに寄せバーディ。7番で3mのバーディパットを沈め三度アンダーパーにスコアを戻した。迎えた最終ホール。セカンドショットをミスしバンカー越えの難しいアプローチを寄せきれずボギー。結局この日、1イーグル、5バディー、3ボギー、2ダブルボギー、イーブンパー72でホールアウト。

「もったいないの一言です。」と薗田は肩を落とした。「ティショットは本当に安心して打てました。完璧に近いぐらい狙ったとこに打てました。パー3の2ホールで絶対に外してはいけない場所に打ってしまって、リカバリーできなかった・・・。あそこはボギーで止めなくては。。。。」と不甲斐無い今日のラウンドを反省。しかし、収穫がない訳でもない。「2日間で9バーディ、1イーグル獲れてるので、好スコアは出せる予感はしています。明日は今日叩いたホールの攻略法をじっくり考えて同じミスをしないよう。攻めていきたいと思います。」とコメント。

しなやか且つ豪快なスイングから繰り出す飛距離が薗田の最大の魅力。ショットが安定した今日は、出入りが激しいながらも、4つのパー5で5アンダーと、自分の持ち味を十分に発揮している。あとは、ミスをした時の傷口をいかに最小限に抑えられるかが好スコアにつながるポイント。薗田の躍進なしでは、日本の躍進も難しい。明日の奮起に期待したい。

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