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競技報告
【薗田は連日の波乱万丈のラウンドで1オーバー】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
今大会出入りの激しいプレーでなかなかスコアを作れず苦しんでいる薗田峻輔。「調子がいいのか、悪いのか自分でも把握できなくなってきました」と困惑の表情で語るように、今日も浮き沈みの激しい内容のプレーとなり、18ホール中パーで終えたホールは4ホール。

出だし10番パー5で、残り200ヤードから2オン2パットのバーディとすると、12番でグリーン左手前バンカーから寄せきれずボギー。続く13番パー5で、セカンドショットをグリーンオーバーするもアプローチを1.5mにつけバーディ。迎えた14番パー3では、ティショットを左に曲げると、ボールはグリーン右の木に当たってさらに右へ。アプローチをピン手前7mオー
バーし、そこから3パットのダブルボギーにし1オーバーにしてしまう。15番で7mのスライスラインを沈めてバーディを奪いイーブンに戻すも、17番で15mから3パットのボギー。18番もティショットを右に吹かして、セカンドを右奥のバンカーにいれ、2連続ボギーで前半を2オーバーで折り返す。

後半、相性の良い1番パー5でバーディを奪うも、2番、4番で2mのパーパットを外しボギーとし、3オーバーまでスコアを落とす。5番パー5でもバーディを奪えず、万事休すと思われた6番。7mのスライスラインを沈めバーディとすると、続く7番330ヤードのパー4。「浅川キャプテンがドライバーで攻めろとアドバイスくれたので思い切って攻めた」というドライバーでのティショットは、グリーン右のバンカーまで運び、バンカーから1.5mに寄せバーディ。このバーディで息を吹き返した薗田は、8番151ヤードのパー3では9アイアンで50センチにつけ3連続バーディでイーブンパーにスコアを戻した。迎えた最終9番。ティショットを右に曲げ、セカンドを風を読み切れず10mショートし、そこから痛恨の3パットボギーでフィニッシュ。7バーディ、6ボギー、1ダブルボギーの1オーバーパー73で波乱万丈のラウンドを終えた。

「いいショットと悪いショットがはっきりしていて、ミスをした時は、リカバリーしきれないほどのミスとなってしまう。これも、攻めすぎてぎりぎりのショットを狙いすぎているからかもしれない」と薗田。「明日ラウンドするロイヤルアデレードは難しいホールがはっきりしているので、攻めるホールと守るホールをきっちり切り替えて、今度こそ納得のいくプレーでチームに貢献したいです。」と奮起を誓った。

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