《永野竜太郎 3アンダーパーで3位タイ》
5バーディー・2ボギーの3アンダーパーで回った21歳の永野竜太郎は、12時03分、最終組の3つ前でスタートした。昨年までアマチュア選手として日本オープンに出場していた選手で、昨年末のQTに通過してプロ転向した。
「今日は、アイアンショットがよく、いいパーパットが数回決まってくれました」と好調ぶりを語った。実は「(プロ転向して、シーズン最初から)早くいい成績を残したいという気持ちが先行して、自分のゴルフができないでいたんですね。ちょっと背伸びしちゃいました。それで、自分のゴルフをやろうと思ったら、調子が戻ってきました。このコース、日本オープンという大
会で、プランはパープレーだったんですけど、上出来です」
《ハン リー 3アンダーパーで3位タイ》
不気味な存在感すら感じるハン リー(Han Lee)は、昨年の日本オープンでも6位という成績を残している。身長190センチの大型選手。「このコースセッティングは、ほんとに大好きですね。今日の結果は、もちろん満足です。特にアイアンショットがよく、グリーンをうまく捉えられました」彼の得意とするのはドライバーもさることながら、ショートゲームだ。32歳。第1ラウンド、パー5でただ一人のイーグル(6番ホール、532ヤード、パー5)をもぎ取っている。
《池田勇太 2オーバーパー45位タイ》
ホールアウトしても、憤まんやるかたないという表情を隠せなかった池田勇太。それもそのはず、出だしの10番ホールで、ダブルボギースタートだった。それでリズムを狂わせたのか、74の2オーバーパーにとどまった。「流れが悪すぎた。(ショットもパッティングも)そんなに悪くないと思うけど……」と、明日からの巻き返しに闘志を燃やす。
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