2009年度(第74回)日本オープンゴルフ選手権競技は14日、埼玉県の武蔵カントリークラブ・豊岡コースで第2ラウンドを行った。快晴微風の絶好のコンディションとなった第2ラウンドだったが、時間がたつにつれ速さを増すグリーンにてこずり、スコアメイクに苦しんだ。その中で首位タイに立ったのは、この日パープレーでホールアウトし、通算3アンダーパーの藤田寛之とハン リーの2人。1打差3位には2つスコアを伸ばしたディフェンディングチャンピオンの片山晋呉、パナソニックオープン優勝の丸山大輔、2002年大会優勝のD.スメイルら6人が並び、さらに1打遅れて横尾要らが後を追う混戦模様となった。注目を集めている石川遼はこの日のショットに精彩を欠き3バーディー・5ボギー・1ダブルボギーの76と大きくスコアを崩して通算2オーバーパーの38位タイに後退。池田勇太も3つスコアを落とし通算5オーバーパーの56位タイに大きく順位を落とした。なお、この日でカットが行われ、通算5オーバーパーの56位タイ61人が明日からの後半のラウンドの進出を決めた。アマチュアの松山英樹と大塚智之が通算イーブンパーで全体の12位タイにつけるなどアマチュア選手の健闘が光っている。
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