《宮本勝昌 2バーディー・1ボギーの72》
粘りのゴルフでトップに1打差の3位グループに名を連ねた宮本は、ホールアウトして「今日は、苦しかった」と第一声。「ホールロケーションは難しいし、自分のショットはなかなかフェアウェイにいかない。二重苦、三重苦のゴルフでした。オーバーパーにならなくてよかったですよ」
上位がダンゴ状態の混戦になった展開には、「実力者が上にきましたよね。僕も含めて(笑)。晋呉(片山)とか藤田さんとかは、こういうコースに強いし、丸山(大輔)さんも粘り強い。僕は、そういう中で我慢できない方の人間なので、できるだけ浮き沈みないようにやるだけですね」
《丸山大輔 6バーディ
ー・3ボギー69》
第2ラウンドのベストスコアタイとなる3アンダーパーの69でホールアウトし、通算2アンダーパーとして3位グループに浮上した丸山大輔。6バーディー・3ボギーの内容に「6バーディー? そんなにとっていましたか?」。10番ホールからのスタートで前半は2バーディー・1ボギー。後半にターンしてから5番ホールまでに3バーディーを加え、この時点で通算3アンダーパーまでスコアを伸ばしたが、6、8番とボギー。最後はバーディーで締めくくっての69だった。
「後半にターンして、前の組との間隔が開きすぎたので走りながらプレーした。考えるヒマもなかった。それが、よかったのかも…。考えはじめると、攻めるのか慎重にいった方がいいのか、その判断がますます難しくなって迷ってしまう。前の組に追いついて、余裕ができたら6、8番でボギーでしたから。この2日間は、パッティングで救われている。後半の2日間は、ショットを修正して、バランスのよいゴルフをしたい」
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