2009年度(第74回)日本オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
日本オープン ハイライトムービー配信中
新's あらたにす JGA3大オープン特集
NHKで全国生中継予定
Championship Reports
競技報告
【飛距離が魅力のハン リーが方向性重視の作戦で首位タイに】
第2日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Gary Kobayashi
スタート前の練習場で、ドライバーやフェアウェイウッドで、しきりに低い弾道のボールを打つ練習をしていた選手の一人が、このハン リー(Han LEE)である。「こういう林間コースでは、低い弾道のボールで、方向性重視のティショットが必要になるからね。特に、5、7、11、17番ホールでは、2番アイアンぐらいの弾道でドライバーショットをしたよ」と言う。第1ラウンドの6番ホール(パー5)でのイーグルもあって69。そして今日は、6番ホールでバーディー、最終18番ホールでボギー。残り16ホールは、すべてパープレーという「手堅いゴルフ」だった。
「手堅く、我慢して回りたいとは思っていたけれど、同じパーでも、い
ろいろ悪戦苦闘もあった」という。彼は「こういう難しいセッティングのコースで戦うのが好きだ」と言った。その理由が、面白い。「だって、僕は飛ばし屋で、どうしてもボールが曲がる確率が高く、ラフに入ることが多いでしょう。狭くて難しいセッティングなら、普通の選手でもラフに入りやすい。そうなると、条件はイーブンじゃない」とニヤッと笑った。身長190センチ。まるでアメリカンフットボール選手のような体格。出生は韓国で、2歳のときにアメリカに渡る。そこでゴルフを覚えた。「9歳のころ、母親からゴルフを教わった」という。カリフォルニア大バークレー校出身で、2年前アジアンツアーなどを転戦し昨年の日本オープンに出場。6位となる。
「僕の人生の中で、去年の(古賀ゴルフ・クラブでの)日本オープンが、最も難しいコースだった。そこで6位になれたことが大きな自信」となって、今季から日本ツアーに挑戦している。「その日本オープンでキャディをしてくれた月森洋二君に、専属キャディをして貰っている。もの凄く相性がいい関係だと思うよ」
ふたりの決め事は「パー5では、攻める。そのほかのホールでは、手堅くいく」という大前提があった。その作戦が、前半2日間、功を奏した。「もちろん、明日からも、同じ作戦でいきます」


その他の記事はこちら
戻る