ジワジワと迫ってくるという表現が当てはまるのが、デービッド・スメイルの存在だ。首位と3打差。「いいポジション」である。「前半、長いクラブがよくなくて、ボギー先行のゴルフだった。9番ホールで3メートルほどの距離が決まって、ようやくバーディー。続く10番ホールも同じような距離が入ったけど…」それ以降は、ずっとパープレー。ショットが「ホールの位置とは反対側につくことが多くて、そこからは距離もあるし、アンジュレーションも難しく、パーをとるのがやっとだった」と言った。首位と3打差…「明日は、4アンダーパーを目指します」と言った。日本オープンというタイトル。そしてこのセッティング。スメイルは、4アンダーパーでも、優勝チャンスがあると読んだのだろう。
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