通算4アンダーパー。首位の石川遼に1打遅れてスタートした今野廉晴。「出だしの1番ホールでボギーを叩いてしまい…それでも、自分としては、よく盛り返したと思います」という今野は、ボギー先行の前半だった。1番ボギーのあと5番ホールでもボギー。ところが逆に、エンジンがかかった。7番でバーディーとしたあと、後半の10番でバーディー。佳境になった、15、16番ホールの連続バーディーは、圧巻だった。
「惜しかったのは、17番ホールですね、入れておけば……」と悔やむパッティング。ピン右横2メートル。フックライン。それを引っかけてしまって惜しくも外す。それでもプレーオフにこぎつけた。
「いままでのプレーオフの中では、いちばん手応えがあったけれど、プレーオフで手応えがあってもねぇ」と自身、4度目のプレーオフで全敗となった。
|