2009年度(第14回)日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技が開幕した。昨日、コースに降り注いだ氷雨も上がった18日、定刻8時に第1組が1番ホールから、第18組が10番ホールをそれぞれティオフ。
会場の四日市カンツリー倶楽部は、1960(昭和35)年に上田治氏の設計により開場した中部地区を代表するコースとして知られる。フラットで大きなうねりのあるコースは、松林の間を縫うようにレイアウトされた景観美が特徴の1番、距離の短いパー4はグリーンが難しく、17番は600ヤードのパー5と難ホールが続き、出場選手を苦しめそうだ。同倶楽部では、1963年と1994年の2度、日本オープンゴルフ選手権競技が開催され、トッププロ達も攻略に手を焼いている。30歳以上の男子アマチュアゴルファーを決するに相応しい舞台の四日市カンツリー倶楽部。3日間54ホールのプレーの中で、「正確に遠くへ」というゴルフの金言を体現した選手が、栄光の優勝杯を手にすることになる。
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