昨年大会で9位タイに入り出場資格を得た伊東勝也が、3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーと出入りの激しい内容ながら、2オーバーパーでホールアウトし、4位タイと好位置につけた。スタートの1番「会心の当たり」というティショットを放ちながら、2打目をミスし、ボギー発進となった伊東。しかし、気落ちすることなく5番で170ヤードのセカンドショットを6番アイアンで4メートルにつけて、この日初バーディを奪う。8番では追い風のなか、110ヤードの2打目をピッチングサンドで30センチにつけて、前半を35。後半は12番グリーン左から15ヤードのアプローチを直接放り込むチップインバーディを奪って見せたが、11、13番でボギーを叩き、16番ではアプローチをミスして10メートルから3パットのダブルボギー。「16番はボギーに抑えられたかもしれないけれど、チップインバーディもあったし、チャラですよ」と意に返さない。「このコースはドライバーの出来でスコアが左右される。今日、自分は前半ドライバーが当たっていたし、スコアにも満足している。後半になって、腕が振れなくなってドライバーが曲がり始めたけれど、今日は充分。いいムードでプレーできた」と満足げに話してくれた。
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