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競技報告
【澤田は2つのダブルボギーが響き通算+5で17位タイ】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
4番で痛恨のロストボール
世界ジュニア最終日、ここまで、72-77-72と浮き沈みの激しい澤田(興南高2年) は、「4日目が1番いいスコアを出さなきゃ行けない」と「絶対アンダーパー」を自分に課してスタート。
しかし4番のティショットを左のラテラルウォーターハザードに打ち込むと、球が見当たらず、運悪く救済を受けた直後に球が見つかった。本選手権で初のダブルボギーに「よりにもよって大事な日に大きなミスをしてしまって、自分にがっかりしたというか、力が抜けかけました。でも諦めずにプレーしなきゃと思って」と気持ちを入れなおした矢先の6番パー3で、澤田のティショットはカラーとラフのエッジに落ちた。パターかウェッジか迷った澤田はパタ
ーを選択。しかしこれを打ち切れずに3mの下りを残すと、返しのパットを2mオーバーし、3パットでダブルボギー。さすがに前半で立て続けのダブルボギーで落ち込んだ澤田だが、9番パー5でキックがよく2オンしたバーディチャンスをきっちりものにした後の後半は2バーディ・2ボギーのイーブンパーと粘り強さを見せた。

しかし、「勝つ選手は、やっぱり最終日に強いですね。精神的・体力的・技術的に安定していて初めて最後に爆発できる力があるんだと痛感しました。初の4日間競技、初の国際試合で、その全てが備わっていなければ最後で勝つ為の長いバーディパットは入らないし、それが入らなければ勝てないんだ、と勉強になりました。」「トレーニングをして身体を作って、それをすることで精神的にも強くなれるし、技術力を上げる練習量もこなせる。課題がはっきり見えたので、それに向けてまた明日から努力します」と、悔しさを滲ませながらも、負けて謙虚に学ぶ姿勢を見せた澤田の今後の成長に期待したい。

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