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競技報告
【競技中断が明暗を分けた2位タイの出水田と古田】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
出水田 大二郎
ともに4アンダーパーで暫定2位タイにつけた出水田大二郎(樟南高校3年)と古田幸希(青森山田高校3年)だが、雷雲接近による競技中断が両者の明暗を分ける結果となった。
競技中断が暗になったのは出水田。前半を2バーディ・2ボギーのイーブンパーでプレーした出水田は、後半10、11番で連続バーディ。13番(パー5)では残り200ヤードのセカンドショットを5番アイアンでグリーンオンしてイーグルを奪う。「前半苦しんだパットも後半になって入り始めて。アイアンショットもピンに絡んでスコアを伸ばせた」出水田は、15番もバーディを奪って、5アンダーパーまでスコアを伸ばす。しかし、18番のグリーン上で競技が中断され
古田 幸希
ると、「この中断でリズムが狂ってしまった」とバーディチャンスからよもやの3パットでボギーを叩いてしまった。それでも、「今日の目標は60台だったので、よかった。優勝を狙っているので明日も1打1打を大切にしたい」と自分に言い聞かせていた。
一方、明になったのが古田。スタートの10番で幸先良くバーディを決めると13、15番もスコアを伸ばして前半を34。後半も2番と6番でバーディを奪い、ボギーは5番の1ホールにおさえて8番を迎えた。「ショットの調子がよくなかった」という古田は、ティショットを右の林に打ち込むミス。4打目でなんとかグリーン奥まで球を運んだところで競技が中断された。「8番のアプローチはとても難しい状況で。そのアプローチを打つ直前で競技が中断となって、どうしようか不安だった」という古田だが、1時間の中断が思考をめぐらす良い時間ともなったのかもしれない。このアプローチを6メートルに寄せた古田は、ボギーパットをねじ込んで「よし、次のホールだ」と気合を入れなおすきっかけをつかんだ。そして迎えた最終ホールは、「最後の日本ジュニアなので、絶対に勝ちたい」という気持ちが乗り移ったかのようなプレーでバーディフィニッシュ。「どんなコースでもボギーは出るので、気にしていません。ティショットは右にも左にも曲がりますが、今日は飛距離よりも方向性をとってフェードで攻めました」と冷静な判断も光った、今年の古田は東北アマと東北ジュニアを制し、日本アマでもベスト16入りを果たすなど好調。このままの勢いで日本ジュニア初優勝の座を射止めたいところだ。

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