今朝6時48分から第1ラウンドの残りのホールを消化して、6アンダーパーをマークして首位タイに立った村山駿(広島国際学院高校2年)。続けて行われた第2ラウンドでも6バーディ・2ボギーの69を叩き出し、通算10アンダーパーで単独首位に立った。出だしの10番(パー5)でグリーン左手前バンカーからのショットを1メートルにつけてバーディを奪うと、続く13番(パー5)も計算通り2メートルを沈めてバーディ。14番では、グリーン左手前ラフからこの日最初のチップインを決めると、16番でも20ヤードのアプローチを直接ホールに沈めて2つ目のチップインバーディを決めた。後半に入っても村山の好調なプレーは続く。2番と6
番で2メートルを沈めて2バーディ。ボギーは2つにおさえて、一気に単独首位に躍り出た。「この2日間、2メートルぐらいの入れたい距離のチャンスを決められている」のが好スコアの要因と語る村山。特に、今年の使用コースである東コースはパー5が5つあり、「距離的にも充分2オンできるパー5でバーディを稼げていることがプレーを楽にしている」と笑顔を見せる。今年、中国ジュニアを制して日本ジュニアに乗り込んできた村山。「中国ジュニアで2日目に自己ベストを更新する62をマークしたのが大きな自信になっている」と、話す。それまで、良くて2アンダーパーというプレーが続いていたという村山は、「自分でもビッグスコアを叩き出せる」という自信を得た。それがこの2日間の充実したプレーに繋がっている。その一方で、「やっぱり明日は最終組ですよね?朝は緊張するだろうな…」と初々しさも見せる。緊張と自信のせめぎあいの中で、最後まで自分のプレーが出来れば、「3つか4つスコアを伸ばせる。そうすれば…」2つ目の大きな自信を手にすることになる。
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