昨日2アンダーパー9位タイと出遅れた感のある小西健太(瀬戸内高校1年)が、この日のベストスコアタイとなる7アンダー66をマークし、首位の村山駿と1打差の通算9アンダーパー、2位に急浮上してきた。
前日は「とことんパッティングが入らず」、波に乗ることができなかった。だが、この日は1番から2メートルのバーディパットを沈め、「吹っ切ること」ができた。その後、3,6,8,13、14,16,17番とバーディを積み重ね、スコアを伸ばした。最終18番こそラフからの第2打を「フライヤーの計算を間違えて」グリーン奥に外し、ボギーとしたが、それすらも「ラフからの対処の仕方がわかったのでよかった」と前向きだ。
前日は「バーディを5つ獲ろう」と思って、バーディを3つしか獲れなかった。そこで「トップとの差(4打)を考えて」この日は目標を「バーディ8つ」に変更した。「パッティングさえ入ればできる」と思っていたという。見事目標どおりの8バーディを奪い、優勝争いに加わってきた。「明日は優勝します。ちょうどいい位置だと思います」と頼もしい。
全国高校ゴルフ選手権夏季大会では「最後にボギー、ボギーで負けた。守りに入っていたかもしれない。気持ちで負けていた」と、苦い経験を活かし、明日は「とにかく攻める」と自信に満ちていた。
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