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【ローアマチュア争いは混戦のスタート】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi |
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アマチュア選手では、堀奈津佳、比嘉真美子、柏原明日架の3選手が全体の16位タイとなる1オーバーパーでローアマチュア争いのトップに並んでのスタートとなった。
堀、比嘉両選手はナショナルチームメンバーで、アジア競技大会と世界女子アマチュアゴルフチーム選手権の代表選手。特に比嘉は8月に行われた日本ジュニアゴルフ選手権競技の15―17歳の部で大逆転優勝を飾っている。そして柏原は、日本女子アマのファイナリストでランナーアップとなった日本女子オープン初出場のスーパー中学生。
「日本ジュニアではショットがブレて第1ラウンドで76を叩いての26位スタートでした。最悪のゴルフで最悪のスタートでしたが
、そこから逆転できたことで逆に自信がつきました。調子が悪い中でも、気持ちをしっかりコントロールできれば、(スコアを)まとめられるし、どこかで流れがくることもあることがわかりました」
この日もスタート前のドライビングレンジでは、ただの1球もイメージするショットが出ず、「見守っていてくれた母から“だいじょうぶ?”と心配そうな声を掛けられてしまった」という。「だいじょうぶ。なんとかなるし、なんとかするから」。これが、心配する母親への比嘉の答えだった。
2ボギーが先行するスタートだった。比嘉に焦りはなく、そのうちタイミングが合って自分のプレーができるようになると、そのときを待ちながらプレーを続けていた。そして、後半はショットも立ち直り2バーディ・1ボギーで1オーバーパーとした。
「プロの選手と同じ土俵でプレーするのは初めてなので、自分のゴルフがどんなレベルにあるのか、通用するのか確かめたい」と言っていた柏原は、比嘉同様2バーディ・3ボギーの内容で、全体でも16位タイのスタートに手応えをつかんだようだ。
1打差の2オーバーパーには東浩子、鈴木愛。さらに1打差の3オーバーパーには、昨年のローアマチュア野村敏京はじめ5選手がずらり。1オーバーパーから3オーバーパーに10選手がひしめく混戦模様で、こちらの戦いにも注目していきたい。
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