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【昨年のリベンジを期す宮里美香が好スタート】 |
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第1日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi |
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昨年大会で3日目までトーナメントをリードしながら最終ラウンドに78と大きくスコアを崩して6位タイに終わった宮里美香にとっては、リベンジを期す今大会。「昨年のことは、昨年で忘れようとしてきましたが、いざ、日本女子オープンが始まると、やっぱり口惜しさが蘇ります。後で(昨年大会を)振り返ってスウィングのリズム、タイミングが速くなっていたと気付きました。意識しすぎたときに、自分がどうなるのか認識できたことが収穫だった、と自分に言い聞かせておきました」
9月に入ってから米国でも好調さを感じていたという。特にショットの精度が高まり、ピンを積極的に攻めていける状態になっている自覚があった。今大会でもイ
ンからスタートして数ホールでショットの手応えをつかみ、「これなら、ティーショットで好位置をキープできたときには、アグレッシブにピンを狙っていける」と、自分で流れを作り出していった。13番パー5ホールでは、ピンまで90ヤードの第3打を1メートルにつけた。16番パー3ホールでは5番アイアンで1.5メートルに。2アンダーパーでターンしたアウトでも1番パー4こそティーショットを右ラフに打ち込んでボギーにしたものの、そのあと3バーディを奪取して4アンダーパーまでスコアを伸ばした。
昨年よりも、トップスウィングがコンパクトになっている。「そのことも含めて、1年間の成長だと思いたいです。今は、自分のゴルフに集中したら、結果はついてくると思えるようにもなりました。スコアとか順位を意識するのではなく、いい内容のゴルフをする。それが、今大会の自分に課したテーマで、それを明日からも続けます」
後からついてくるという結果が、優勝であることを密かに願いながら…。
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