2010年度(第43回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【横峯はパッティングに苦しみ+1】
第1日 競技報告:三田村昌鳳
有村とは対照的に、ラウンド中、なにか引っかかりながらプレーしていたのは、横峯さくらだった。

「やはりパッティングが引っかかりますね」と言う。気持ちよくストロークできないのだ。その顕著な例が、5番ホールと15番ホールだという。両方ともティーショットはフェアウェイ。「フェアウェイから打って、両方ともボギーはダメですね。1個はグリーンのって、1個は手前からだったので、すごいもったいなかったです」

首位が4アンダーパーと聞いても「全部フェアウェイあって、セカンドもフェアウェイから打てればありえると思いますけど、普通に考えてイーブンパーぐらいだと思ったので、雨で4アンダーパーはすごいですね」
と、内心に不安を抱えながらの言葉だった。

気持ちの収まりどころがないのであろう。全体的に不調なら、それなりのゲームをつくろうとするだろう。好調なら、それなりの攻めをしていくはずだ。ショットも体調も悪くないのに、うまくバランスがとれていないという状況に、苛立つわけである。

けれども、横峯の強さは、それを日に日に修正しながら、好位置につけて、優勝争いまでのポジションを掴めることだ。明日以降、どう修正してくるか楽しみである。


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