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【宮里藍は2アンダーパーで5位タイに浮上】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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第1ラウンドをイーブンパーの10位タイと静かなスタートを切った宮里藍.が、第2ラウンドは70をマーク、通算2アンダーパーで5位タイに浮上した。4日間競技では、好位置をキープしているといっていいだろう。
「きのうは、ゴルフの内容が悪く、パッティングでしのげるだけしのいだ。それが、2日目の結果につながったと思います。アイアンショットの距離感もフィットしてきました。まだ、ボギーを叩きすぎている気はしますが、それを上回るバーディを奪えていて、スコアを伸ばせたのは大きい。きょうのゴルフは85点と自己採点したいと思います」
10番ホールからのスタートでボギーが先行したが、アイアンショットの精度
は、昨日とは比較にならないほど高まっていた。12番パー3ホールですぐにバーディを奪い返すと、13番、18番とふたつのパー5でもバーディを加えた。ハーフターンしてさらに2バーディ(2ボギー)。合計5ホールでのバーディで、もっとも距離の長いパットだったのは1番の5メートル。あとは3メートルが1回、そして2メートルが1回、1メートルが2回。つまり、ほとんどがショットで稼いだバーディだったことになる。
順位のことは、まだ考えていないという。「4日間競技ですから、しっかりと自分のゴルフを確立させながら、じっくりと流れを作り、最終ラウンドでどういうプレーができるのか、しなければならないのかを考えることになると思います。それまでは、優勝を争えるポジションにいることがなにより大切だと思います」
USLPGAツアーで今季5勝。逃げ切り、逆転、競り合い…いろいろな展開があった。その経験が言わせるセリフなのだろう。この2日間、同組での直接対決となったツェン・ヤニは、第2ラウンドに76とスコアを崩し、22位タイへと後退していった。ペースを守り続け、着実にスコアを伸ばす宮里藍とは6打差となった。宮里藍にとって決勝の2日間は、また別の戦いが待っている。
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