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【耐えるゴルフが実を結んだ上原彩子】 |
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第3日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:G.Kobayashi /Y. Watanabe |
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第1ラウンドで68をマークして首位に立った上原彩子は、2日目にスコアを落としたものの、この日71でホールアウトして、首位の宮里美香につぐ4打差、4アンダーパーで2位となった。
「今日は、そんなにいいゴルフという感じではなかったんですよ。ただ、このコースは、我慢勝負のコースですから、チャンスが来るまで、ともかく我慢して待つしかないと思っています」
2日目、スコアを見だした原因は「どうもアドレスが、しっくりいかなくて、(自分の目標ラインに)真っ直ぐ立つことができなかったので、今日は、それを意識してアドレスしていました。今日の朝、ちょっと試して見てやってみましたが、まだ、完全にしっくりで
きているわけではないのですが、これからにも繋がることなので、やり通しました」
ボギーが11番ホールのひとつだけ。第2打をグリーン奧にこぼして、寄せた4メートルが入らずにボギー。バーディが、9番と18番ホール。これを見ても、彼女が、どれだけ耐えるゴルフをしていたか解る。
「いまのアイアンショットの精度では、ピンをデッドに狙えないから、安全に行こう」とキャディをしていたお姉さんと、話した。「このコース、この大会は、悪いほうにはまると、ほんとにズルズルと落ちてしまう。でも、いいほうにはまれば、昨日(2日目)の美香ちゃんみたいになれる。明日、誰が、どうなるかわからないけれど、最後まで諦めずに頑張りたい」
4打差は、手の届かないスコアではない。
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