2010年度(第75回)日本オープンゴルフ選手権の開幕まで2ヶ月となった8月23日、会場の愛知カンツリー倶楽部にディフェンディングチャンピオンの小田龍一選手を招き、メディア・デーを開催した。
愛知カンツリー倶楽部をプレーした小田は、「15番の319ヤードのパー4は、グリーン右手前の池が気になるけど、距離的に1オンを狙える。自分がそのときに置かれた状況によって攻め方を考えなければならないけれど、プロとして攻める気持ちを忘れたくない。5番のパー5も右サイドから攻めるのか、左サイドから攻めるのかをじっくり考えないといけない。とても考えられた良いセッティングだと思う」とコースの印象を語った。酷暑の影響で50ミリほどのラフも「今でも芝が詰まっている状態で…これが大会までに伸びてくれば、とてもやっかいになる」と警戒していた。
ツアー競技初優勝が、日本オープンのメジャータイトルとなった昨年大会のVTRを5回も見たという小田は、「プレーオフの2ホール目のセカンドショット。球を追う自分の表情を見て、自分もあんな気迫のこもった顔が出来るんだ」と笑いを誘うと、「今年は、あまり調子が上がってきていないけれど、連覇を狙えるのは自分だけ。これから日本オープンまでツアー競技もあるし、なんとか調子を上げて、連覇を果たしたい。自分は昨年の優勝のときに泣けなかった。泣くだけの余裕がなかった。今年は、連覇して、是非うれし涙を流したい」と意気込みを語った。
第75回日本オープンゴルフ選手権競技は、10月14日~17日の4日間、愛知県の愛知カンツリー倶楽部で開催される。
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