2010年度(第75回)日本オープンゴルフ選手権競技は15日、愛知県の愛知カンツリー倶楽部で第2ラウンドを行った。正午前後から吹き始めた風が選手を悩ませたこの日。通算9アンダーパーで藤田寛之とH・リーが首位タイに立った。午前中のスタートとなったH・リーは、6バーディ・3ボギーの68でホールアウト。昨日からの首位を守った。一方の藤田は、前日「ショットには満足がいかない」というプレーながら、1打差2位でスタート。時折、風が吹き抜ける難しいコンディションながら、11番からの3連続を含む5バーディを奪い、ボギーは14番の1ホールにおさめる安定したプレーで67をマークして首位タイに並んだ。
10番
ホールからティオフしたアマチュアの松山英樹は、昨日に続いて好調なプレーを見せる。前半で2つスコアを伸ばすと、後半も3バーディ・1ボギーにまとめて通算7アンダーパーでホールアウト。首位グループと2打差の3位と、大健闘を続けている。松山とともに3アンダーパーでスタートした石川遼は、6バーディ・5ボギーの乱調なプレーながら通算4アンダーパーの5位につけている。
なお、この日カットが行われ、通算4オーバーパー56位タイの62人が後半のラウンドに進出を決めた。1999年大会以来の日本オープン出場となる丸山茂樹はカットラインに1打、特別承認で出場した尾崎将司は4打及ばずにカットとなった。
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