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競技報告
【川村昌弘は狙い通りパープレーでチームに貢献】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
2組目でプレーした川村は、「自分はパープレーを目標に。浮き沈みのないプレーが身上」という言葉通り、前半7番までパーを積み重ねる。8番で2メートルのバーディを決めて前半を1アンダーパーで終えると「いい感じでプレーできていた」と、後半にも手ごたえを感じてハーフターンしていった。しかし、好事魔多しという言葉があるとおり、後半の川村はらしくないプレーとなる。10番でアプローチを寄せきれずボギーを叩くと、12番も1メートルを外し2つ目のボギー。「12番までの3ホールは、悪くても1オーバーパーにしておきたかった」と振り返るが、13番パー3でティショットを30センチにつけてバーディ。16番で3パットのボギー
を叩くが、17番も4メートルをねじ込んで目標通りのパープレーでホールアウトして見せた。

後半、スコアを崩した要因は、「ティショットが少し乱れてファーストカットに行ってしまった。ラフであればしっかりと刻むという気持ちになるが、ファーストカットだと欲が出てしまい…」フライヤーを計算しきれずグリーン奥に外して難しいアプローチを残してしまったと、しっかりと分析済み。首位スタートの原動力になった川村は、明日も「冷静な状況判断をすること」と、自分のプレースタイルを再確認し、2位につける韓国を突き放すキーマンとなりたい。


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