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競技報告
【スタートで躓いた宇佐美祐樹は+1でホールアウト】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
日本チームのエースとしてネイバーズトロフィーを迎えた宇佐美祐樹は、出だし3ホールで「どうしようかと…恥ずかしいのと悔しいので、隠れてしまいたい気持ちだった」と思わぬスタートとなった。1番でティショットをフェアウェイ右バンカーに打ち込むと2打目もガードバンカーに。下り2メートルのパーパットは、「入れにいった」と強気で打ったが、これが裏目に出て3パットのダブルボギー。3番パー3もグリーン左のバンカーから2メートルに寄せるも、このパットを決めきれずボギーとしてしまう。「なかなか自分の思うとおりのショットが打てなくて…。風も強いし、寒さもあって、残り距離よりも大き目のクラブを軽く打っていたのだけれど、
体が使えていなかったことに気がついて」その後、徐々にショットを修正する対応力の高さを見せ、8番でこの日初バーディを奪い、前半を38で踏みとどまった。

後半は再三バーディチャンスを迎えながら下りのパットとなってしまって決めきれない我慢のゴルフを強いられたが、18番ホールで2メートルのバーディパットをねじ込んで1オーバーパーでホールアウトした。「今日は、良く盛り返せた」と安堵のため息をつく宇佐美。日本チームの浮沈の鍵を握る自負もあり、「ショットの調子も戻ってきつつある。明日はグリーン勝負になると思うので、最後まで諦めない強い気持ちを持ってプレーする」と、明日の巻き返しを誓った。

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