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競技報告
【悔いが残るラウンドとなった香妻琴乃】
第1日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
第1組でスタートした香妻は1番で170ヤードの2打目をグリーン手前に運びながらアプローチを寄せきれずボギー発進。4番もセカンドショットをバンカーに打ち込みスコアを落とすと、7番パー3もティショットがショートしボギーを叩き、前半を3オーバーパーで終える。「アイアンショットの距離感が合わずにグリーン手前。奥にこぼすよりはいいかなと思っていたのですが…」と振り返る香妻。

後半は12番でこの日唯一のバーディを奪ったものの、17番でグリーン手前30ヤードのアプローチを寄せきれずボギーを叩くと、最終18番も3パットのボギー。1バーディ・5ボギーの76でホールアウト。「練習ラウンドよりグリーンも速くな
っていて、ラインを読みきれずに…今日はもどかしいラウンドになってしまった」と唇をかむ。「今日の風で、距離の長いホールが全てアゲインストになってしまい…セカンドショットの距離が残って難しくなってしまった。パー5でひとつもバーディを奪えなかったのが痛いです」と、目を伏せる。香妻の言うとおり、この日4つのパー5で2ボギーを叩いては、昨日目標にしていたアンダーパーは望めない。

悔いが残り第1ラウンドになった香妻だが、「それでもパットに救われたホールもあるし…また明日…」と、気持ちを切り替えていた。

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