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競技報告
【6バーディを奪った堀が2日連続でチームに貢献】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
第1ラウンドを終えて、「明日は落ち着いてスタートしたい。ガツガツとバーディを奪いに行くのではなく、チャンスをじっくりと待ちたい」と話していた堀奈津佳(寒川高校3年)。

スタートの1番でいきなりティショットを曲げてピンチとなったが、必死のパーセーブを見せて事なきを得ると、続く2番パー5でそのチャンスが訪れる。残り208ヤードのセカンドショットを3番ウッドで振りぬくと、3メートルに2オン。イーグルチャンスを迎える。堀は、下りの難しいラインを前に「このパットは入れにいかないで、確実にバーディを奪うこと」と心に決めて、思惑通りバーディを先行させる。

この考えの裏には「次のホールはティショッ
途中5アンダーまで伸ばした
最終ホールのダブルボギーが悔やまれる
トが難しい。それを楽な気持ちで打ちたい」という冷静な判断があった。初の日本代表にして、この落ち着きよう。このバーディでこの日の堀は、一気に波に乗った。5番では2メートル。7番で4メートル。9番では3メートルと前半だけで4バーディを奪った堀。しかし、ハーフターンのときにスコアボードを見て、「韓国チームがスコアを伸ばしていて、後半はもっとバーディを獲らなくては」と僅かな邪念が入ったのか、後半は一転して苦しいラウンドとなった。

11番で2メートルのパーパットを外してこの日初ボギーを叩く。好調なパッティングで12、13番で3メートルほどのバーディパットを沈めて5アンダーパーまでスコアを伸ばして迎えた15番。ティショットを左バンカーに打ち込み、なんとか3オンを果たすが、バーディパットは10メートルを残す。これを2メートルもショートした堀だったが、必死にパーセーブすると、16番も「苦しいパーセーブだった」と徐々に気持ちに余裕を失っていく。ついに最終18番で、「ドライバーを使うか、3番ウッドで安全に行くか悩んだ」というティショットを3番ウッドで右のウォーターハザードに打ち込むミスを犯してダブルボギーでフィニッシュ。それでも、堀は6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの69をマークして2日連続でチームに貢献した。

しかし、堀は「途中、5アンダーパーまでスコアが伸びて。このコースは最後の3ホールが難しいので、余裕を持っていきたかったけれど、15番からの3ホールでギリギリのパーセーブとなってしまい、自分で苦しい状態を作ってしまって…それが最後に…」と反省しきり。「このスコアは悔しいけれど、今よりも1つでも順位を上げたい。残り2日間は、そのためにあると思う。明日も前半で良い流れを作って、後半は余裕を持ってプレーして、今日よりも良いスコアを出したい」と、更に上を目指す決意を語った。


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