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競技報告
【川村は「耐え切れなかった」と肩を落とす】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
「今日は、午後からの雨でグリーンも柔らかくなって、バーディを取れる条件だったのに」ホールアウト後の川村昌弘は、そう言って肩を落とした。

「ショットがよくなかった」川村の生命線でもあるショットの切れ味は、この日影を潜めた。スタートの1番。ティショットをいきなり右の林に打ち込むミスでボギーを叩くと、2番でもアプローチを寄せきれず連続ボギー。出鼻をくじかれた川村だが、7番まではパーセーブを続けてスコアを守り続けた。しかし、8番(パー5)で2オンを狙ったセカンドショットがまたも右の林。低い枝の下から必死でアプローチを打って、グリーンに乗せたが、バーディパットは10メートルの距離を残してしまう。川
村は、このバーディパットを3パットしてしまいボギー。9番でこの日唯一のバーディを奪うも、前半で2つスコアを落としてしまった。

「スタートからショットは怪しい感じで…雨が強くなるにつれて、球が滑ってしまって、リズムを作ることが出来なかった」。雨の影響は、ショットのリズムを狂わせただけでなく、「昨日までの高速グリーンのイメージがぬぐえなくて…」微妙なアプローチの距離感にも出始める。後半、14番までは5メートルほどのパーパットをしぶとく決める粘りを見せたが、15番でアプローチを6メートルオーバーさせてスコアを落とすと、17番(パー3)ではアプローチをミスして手前のバンカーに入れてしまい、ボギー。結局、1バーディ・5ボギーの76と4つスコアを落とした川村は通算5オーバーパーで暫定62位タイまで順位を下げてしまった。

「後半、なんとかパーセーブを続けていましたが、最後に耐え切れなくなって…」幼さの残る顔が苦渋にゆがむ。「今日まで、セーフティーにプレーし過ぎて裏目に出ているので、明日は攻めるところは攻めて。ティショットも曲がっても良いから、自分を信じて振り切っていきます」本来のショットを取り戻して、攻撃的なプレーでチーム浮上の起爆剤になりたいところだ。

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