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【金鍾徳は粘って1アンダーパーをキープ】 |
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第2日
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競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi |
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シニアルーキーで今季3勝目&賞金王確定を狙う金鍾徳は、粘り強いゴルフでパープレーにまとめ、第1ラウンドの1アンダーパーを守った。10番ホールからのスタートで17番までスコアカードどおりのパーを続けた後、18番パー5でバンカーからの第3打を1メートルにつけて初バーディ。前日から、金のバンカーショットは冴えわたっていたが、この日も、バンカーからチャンスが生まれ、ピンチを救う展開が続きそうな気配があったのだが…。
後半にターンすると、そんな流れが大きく変わった。2番パー5では、ラフからラフと渡り歩き、左バンカーからのショットも寄せ切れずにボギーにする。さらに4番ホールではバンカーから1回で出ず
に、またボギー。7番でドライバーショットを左ラフに打ち込んで、この日3個目のボギーにしたときには、通算イーブンパーへと後退していた。それでも8番パー5でバーディを奪い、7人だけとなったアンダーパーグループの一角に、その名を残した。
「今日は、朝から体が重かった。オーバーパーでもおかしくない内容だったけど、なんとか(アンダーパーに)踏みとどまれてよかった。ここにいれば、まだチャンスはあるからね」
米国のチャンピオンズツアーへの挑戦はQTエントリーミス(10月5日の締め切りを15日と勘違いした)で、来年に持ち越されたが、日本シニアオープン初出場初優勝の目標は、まったくブレていない。
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