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【首位と1打差の芹澤は、「上だけを見て、1ショットに集中したい」】 |
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第3日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi |
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毎日、アンダーパーで回ること、という目標設定を立てていた芹澤信雄。第1ラウンド、71。第2ラウンド69。そして今日は、71…「その第一目標がクリアされているので、とりあえずは良しとするラウンドだったと思います」と答えた。
前半は、5番でバーディ、8番でボギーのイーブンパー。後半は、11、15番でバーディ。そして18番でボギーの35。
「5番は3メートルのバーディ。ところが8番では3パット。そして前半はフェアウェイを一度も外していない。でも、後半は外れまくり。それでスコアが後半のほうがいいというのですから、ゴルフはほんとに解らないものですね」
芹澤のインタビューは、ともかく軽快で明るい。ど
んなに苦しいラウンドをしていても、その姿勢は変わらないのだろう。それが芹澤のプレーぶりにも表れている。ミスを引きずらないことにかけては、天下一品かも知れない。
「でも、全体的には僕の場合は、ショットはいいんですよ。今日が、いちばん安定していました。後半、ティーショットがラフに入ったとはいえ、最後の数転がりで入っただけですから、唯一のミスショットといえば最終18番ホールのショット。右ラフなんですけど、全然イメージと違うショット。これだけですからね。パッティングのタッチも悪く無いですよ。ただ、今日は、雨で湿っていたので、昨日までのスピードと変わって、少し遅くなったぶんだけですからね。今回は、梅ちゃん(梅原敦さん)がラインをきっちり読んでくれていますので、構えたときにそういう不安要素がないんですよ。お任せです(笑)。
明日も、室田さんと一緒に回りたかったなぁ。たぶん、真板さんと一緒だと思うけれど、あの室田さんの優勝への熱意というか緊張感は、なかなかいい感じですからね。過去のデータを見ても、室田さんの日本シニアオープン優勝への思いは一番だろうし…。まぁ、でも明日は、自分としては最後に勝負を決めるのはパッティング。緊張感が出すぎると無理なので、上だけを見て、1ショット、1パットに集中して18ホール、一生懸命やりたいですね。前の組で回るので、少しプレッシャーでもかけたいですね(笑)」
芹澤も、もちろんこのタイトルが欲しい。首位の室田、ルアンキットとは1打差。最高の位置かも知れない。
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