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【シニアオープン初出場の松本新語がローアマチュアを獲得】 |
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第4日
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競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi |
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通算11オーバーパーで全体の30位タイに入った松本新語が、シニアオープン初出場でローアマチュアを獲得した。最終ラウンドのスタート時点で3打差で松本を追っていたのは、田村敏明。田村が前半で3つスコアを落とすと、松本も厳しいホールロケーションに苦しみ2オーバーパーと差を広げることが出来ずに後半を向かえる。
しかし、ここから松本が本領を発揮。10番で1.2メートルを決めると続く11番で2メートルを沈めて連続バーディ。13番では5メートルの下りフックラインを読みきってバーディを奪う。17番でダブルボギーを叩いたものの、5バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの73でホールアウトして、ローアマチュアを
決めた。
地元中国シニアでは2005年、2007年の2度の優勝を数えるなど、知る人ぞ知る実力者の松本。日本アマでも2001年大会でベスト16に入るなど、好成績を残していたが、不思議と全国のタイトルとは縁がなかった。それが、地元中国地区でのシニアオープンでのローアマチュア獲得に、「たくさんの方々に応援していただいて、勇気が出た」と感謝しきり。「生涯で1番嬉しい1日になりました」と破顔一笑した。それに加え、「このコンディションとホールロケーションで5つのバーディを奪えて…この試合に向けて調整してきたことが実を結んだ」と満足げに話す。
次は熊本県で行われる日本シニアゴルフ選手権に出場の松本。昨年の同大会では2位タイに終わっているだけに「このまま好調を維持して」2つ目の全国タイトルへと意気込みを見せた。
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