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競技報告
【「チームの足を引っ張ってしまった」悔し涙が止まらない比嘉】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
比嘉真美子(本部高校2年)は、ひそかな自信を持ってインドに乗り込んできた。昨年、日本代表として積み重ねた経験。日本ジュニアでの優勝…それらが自分の糧となって、「自分がチームを引っ張っていく」と思えるまでに、自分の成長を実感してきた。しかし、この2日間、比嘉は全く自分のプレーを見せられていない。

この日も3番でティショットを右の木の下に打ちこんでボギーが先行すると、8番(パー5)ではティショットが左のブッシュへ。3打目は林の中で紛失球となるなど、このホール6オン・2パットのトリプルボギー。10番で、ようやくこの日初バーディを奪ったが、このバーディが比嘉が奪ったこの日初めてで最後のバーディに
なってしまった。

比嘉本人がスコアを伸ばす可能性を感じたという終盤4ホール。その仄かな可能性を現実のものとすることは出来なかった。15番でボギーを叩くと、16番でダブルボギー。最終18番も3打目を左にミスして球はブッシュへと消えていった。このホールもダブルボギーとした比嘉は、1バーディ・2ボギー・2ダブルボギー・1トリプルボギーの80。思わぬ大叩きでこの日のラウンドを終えた。

「自分がチームを牽引していく選手でなければならない…それなのに、自分が逆に足を引っ張ってしまって…」頬をつたう悔し涙は、止まらない。自分が積み重ねてきた経験と自信が音を立てて崩れるような2日間。「日本代表に恥じないプレーを…少しでもチームに貢献したい」比嘉がその自信を少しでも持ち直すことができるのは、明日残りの18ホールのプレーにかかっている。

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