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競技報告
【「もう一度自分が代表であることを自覚して」悲壮な決意で巻き返しを誓う城間】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
昨日のダブルボギーフィニッシュのショックが懸念されていた城間絵梨(沖学園高校2年)だったが、周囲の不安は杞憂だった。

スタートの1番(パー5)残り55ヤードの3打目を2メートルにつけてバーディ発進を決めた城間は、「最初にバーディが獲れて、落ち着いてプレーできた」と、11番までカード通りのスコアを続ける。しかし、その内容は、城間の気持ちを小波のように不安定にさせた。

微妙な距離のパーパットはねじ込むものの、2メートル前後のバーディチャンスを決めきれない。「嫌な距離のパーパットを沈むことが出来ていたのに、チャンスで決めきれない…波に乗り切れない」まま迎えた12番(パー3)12メートルと
距離を残したバーディチャンスから3パットのボギーを叩き、直後の13番で3メートルのチャンスを逃したとき、ついに城間の気持ちは決壊したのかもしれない。

14番(パー5)でティショットを左のブッシュに打ち込みダブルボギー。16番もスコアを落とした城間は、17番も再びティショットを左のブッシュに打ち込みこの日2つ目のダブルボギーを叩いてしまった。この日の城間は5オーバーパーの77。「2日間、全く自分のプレーが出来ていない」ままならない自分のプレーへの怒りから声が震える。

スコアを伸ばせないのは、城間の魅力でもある飛距離が裏目に出ているから。「このコースはパー5の距離が短いので、チャンスだと勝手に思ってしまって、ティショットでミスしてしまっている。パー5でパーセーブをしても、ボギーみたいな感覚で…自分を変に追い込んでいる気がする」と、この2日間を振り返った後、「チームにも迷惑をかけっぱなしで…明日は、もう一度自分が日本代表でこの場に来ているんだということを自覚して…」と悲壮な決意で明日の巻き返しを誓った。

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