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競技報告
【ショートゲームに苦しむ佐伯】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
第1ラウンドは国際競技初出場の緊張からかショット、パットともに精細を欠いた佐伯珠音(沖学園高校2年)。2日目を迎えて、ようやく異国の地での戦いの雰囲気にも慣れたのか、ショットは佐伯本来の切れを取り戻していた。

前半は6番でボギーを打ったものの、残り8ホールの内6ホールでバーディチャンスにつける。しかし、松田同様に、このチャンスを全くものにできない。「正直、前半でチャンスがありながらもバーディを奪えなかったのは、きつかった。でも、入らないのは仕方がない。無理に狙って3パットのミスをするよりも、イージーパーを積み重ねていけば、いつかパットも入ってくれるだろう」と、焦りはなかったという。

しかし、13番ホールで、その余裕も打ち砕かれる。パー5のこのホール。この日2つ目のバーディも計算できる願ってもないチャンスに、15メートルのバーディパットは佐伯も自覚できないうちに強めにヒットして3パットのミスを生んでしまった。14番では下り傾斜の2,5メートルのバーディパットを1メートルオーバーさせて連続3パットでボギー。「後半、少しずつパットのタッチが合わなくなって…自分でも気がつかないうちにパッティングのインパクトが強くなってしまって…そこから、もうどうやってパッティングをすればいいのか、わからなくなってしまいました」と話す佐伯。

3ボギー・1ダブルボギーの77に終わった第2ラウンドを「今日はパッティングに尽きます。自分に自信を持ってパットが打てなくなってしまいました」と振り返った。初の日本代表としての試練を受けている佐伯。「日本代表として恥ずかしくないようなプレーを」と、誇りをかけて明日の最終ラウンドに臨む。

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