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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【初出場の佐伯は3日間ノーバーディで終わる】 |
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JGAナショナルチームメンバー入りを果たし、本選手権で初の日本代表に選考された佐伯珠音(沖学園高校2年)は、経験不足を露呈させる結果に終わった。
2日間、得意のショートゲームに精細を欠いてきた佐伯。この日も最後までグリーン上で悩まされた。7番まではスコアカード通りのパープレーで凌いできた佐伯は、8番で15メートルのバーディパットに臨んだ。晴天が続くシンガポールで徐々にグリーンが速くなっているのではと、疑心暗鬼のまま打ったファーストパットは4メートルもショート。パーパットも決めきれずにボギーが先行する。チャンスを決めきれないもどかしい展開は、徐々に佐伯の集中力を奪っていく。そして迎えた13
番。昨日のラウンドではダブルボギーを叩き、スコアを落とすきっかけとなったこのホールで「今日はバーディを奪いたかった」と意気込んだが、2打目をウォーターハザードに打ち込んでしまい、2日連続のダブルボギー。「気持ちが切れかかった」という佐伯に、そこからプレーを持ち直す気力は残っていなかった。14番でアプローチを寄せきれずボギーを叩くと、17番(パー5)でも3打目をミスしてグリーン左の池に打ち込みダブルボギー。結局最終ラウンドは、2ボギー・2ダブルボギーの78でホールアウト。3日間通じて1つもバーディが獲れないまま、クィーンシリキットを終えた。
「最後は気持ちをコントロールできずにスコアを落とした」と悔しさを噛み殺す佐伯。初の国際競技出場に「優勝した韓国チームの強さを思い知らされた。実際に試合に入ると、力みが出たり、パットのラインを読み間違えたり…技術的にも精神的にもアジアの中で自分の実力は下位にあるということを思い知らされました」と意気消沈。日本代表としてのプレッシャーに加えて連日の猛暑という過酷な中で戦ったクィーンシリキットに「今回の経験を忘れずに、もう一度この舞台に立てるように練習を頑張りたい」と新たな決意を胸に更なる飛躍を誓った。
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