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競技報告
【小西がチームただ一人のアンダーパーをマーク】
第1日 競技報告:JGA 写真:南しずか
小西健太(瀬戸内高校3年)は初の世界アマチュアゴルフチーム選手権で5バーディ・3ボギーの68をマーク。日本チームただ一人のアンダーパーでホールアウトし、個人戦13位タイにつけた。

「今日は、ショットのフィーリングも良かったので、それがやっと結果に結びついた」と話す通り、小西はスタートダッシュを決める。1番で175ヤードのセカンドショットを6番アイアンで3メートルにつけてバーディを奪うと、続く2番では13メートルのロングパットをねじ込み連続バーディ。4番はティーショットを右の林に打ち込み、1.5メートルのパーパットを外すミスの連鎖があってボギーとしたが、5番で135ヤードを1.5メートル、
7番でもアプローチを50センチにつける安定したプレーぶりで前半で3つスコアを伸ばした。

小西は後半も安定したショット武器に1バーディ・1ボギーに凌いで、日本チームスコアのアンダーパーフィニッシュに大きく貢献した。「2番ホールで長い距離のパットも決まってくれて、さらにショットの感じも良くなった。1.5メートルのパットを2回外したけれど…こんなものでしょう」とチームに貢献できたことに安どの表情を浮かべた。

「今日はコースマネジメントもしっかりできていたと思う」と好調なショットと冷静な判断が光っていた小西。明日は、ハザードが随所に絡むコーネリアゴルフクラブでのラウンドに「明日のコースは、ティーショットを曲げたら、すぐにペナルティーとして跳ね返ってくるので、まずはティーショットをフェアウェイに置く一番確率の高い攻め方を組み立てて攻略したい」と、意気込む。

今年、自身2度目の優勝を果たした日本ジュニアでは、最終ラウンドに霞が関CC・西コースのコースレコードタイとなる64をマークして大逆転を果たした小西。安定したショットに爆発力を兼ね備えたプレーは、チーム戦浮上のカギを握る。

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