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第13回ネイバーズトロフィーチーム選手権
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Championship Reports
競技報告
【7番のバーディで自分を取り戻した堀が-3でチームを牽引】
第1日 競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe / Gary Kobayashi
「安定したプレーで最も計算ができる選手」と二宮キャプテンから全幅の信頼を受けている堀琴音(滝川第二高校3年)が、3アンダーパーをマークしてチームを牽引したが、実はプレー中の堀は自分を見失いかねないピンチを凌いでいた。

4番で8メートルのスライスラインをねじ込んでバーディを先行させた堀だったが、5番でバンカーショットのミス、6番(パー5)もアプローチを寄せきれず連続ボギー。ここで堀は、「内心、焦りました」と心境を吐露するが、7番で4メートルのフックラインを沈めて、すぐに自分を取り戻すことができた。そのおかげか9番では129ヤードを9番アイアンで「会心の当たり」と自画自賛するショットで50セ
ンチにつけて前半を1アンダーパーで終える。後半も10番で1.5メートル、11番では7メートルを沈めて3連続バーディを奪ってみせた。

「競技が再開されてから、雨も少し強くなって。それでもグリーンが柔らかくなってピンをデッドに狙いやすくなった」と、冷静な状況判断に堀の真骨頂を見せた。「後半、もう少し伸ばせたかも」と12番以降のスコアカード通りのプレーに不満が残るが、計算できる選手として面目躍如の活躍だった。

「3日間60台を続けたい。その1つはクリアできた」と、昨年大会での苦しみを経験しての好スタートに相好を崩す堀。「明日もこの調子で60台。できれば68を目指したい」と、自信に満ちた笑顔を見せた。

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