女子日本代表選手の紹介
昨年大会ではホスト国の韓国に続く2位入賞を果たした女子チーム。世界女子アマ連覇を果たした韓国、古豪復活を期すチャイニーズタイペイと争う本選手権を制することは、2014年の世界女子アマに向けて大きな自信になります。
4度目の優勝を目指す本年のチームは、日本アマチュアゴルフランキング(女子)上位4名でチームを編成しました。 |
松原 由美(大阪市立白鷺中学校3年) 日本アマチュアゴルフランキング(女子):1位
堀とともに昨年に続いての本選手権日本代表に選考された松原由美(大阪市立白鷺中学3年)。
現在の日本アマチュアゴルフランキング1位に立つ松原は、先の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技でもその実力をいかんなく発揮。ストロークプレーでは、歴代最少ストロークを更新する圧倒的なプレーを見せてメダリストを獲得すると、マッチプレーも順当に勝ち上がり決勝戦に進出。37ホールの熱戦の末、惜しくも森田遥に敗れ2位に終わりましたが、そのプレーは次代の日本女子ゴルフ界の中心選手となる逸材であることを強く印象付けました。
ホスト国開催で4度目の優勝を狙う日本女子チームのエースとして外連味のないプレーでチームを牽引する松原に期待がかかります。
柏原 明日架(日章学園高校3年) 日本アマチュアゴルフランキング(女子):2位
昨年、英国で開催されたジュニアオープンゴルフ選手権で日本女子選手初優勝を果たした柏原明日架(日章学園高校3年)。持ち前の飛距離に加え、冷静なコースマネジメントは、海外でも大きな注目を集め、将来を期待される選手として話題をさらいました。
先の日本女子アマチュアゴルフ選手権では、惜しくもマッチプレー進出を逃したものの、その潜在能力の高さは周知のところです。本選手権は2011年大会以来2度目の出場となります。
豊富な国際競技での経験でチームリーダーとしての活躍が期待される選手です。
森田 遥(高松中央高校2年) 日本アマチュアゴルフランキング(女子):3位
4月にチャイニーズタイペイで開催されたクィーンシリキットカップで初の日本代表となった森田遥(高松中央高校2年)が、本選手権でも日本代表に選考されました。
クィーンシリキットカップでは、国際競技初出場の緊張の中、最後まで自分のプレースタイルを崩さないメンタルの強さを見せて日本チーム2位入賞に貢献。東児が丘マリンヒルズゴルフクラブで開催された日本女子アマチュアゴルフ選手権の決勝戦でも松原由美を相手に、前半リードを奪われながら、終始落ち着いたプレーで終盤で松原を逆転し、悲願の日本女子アマチュアゴルファートップの座を勝ち取りました。
森田の特徴は、どんな状況になっても落ち着きを失わない精神力の強さと磨き抜かれたショートゲーム。ホスト国優勝を賭けた日本女子アマチュアチャンピオンのプレーに注目です。
堀 琴音(滝川第二高校3年) 日本アマチュアゴルフランキング(女子):4位
昨年に続いて、2年連続でネイバーズトロフィーチーム選手権の日本代表に選考された堀 琴音(滝川第二高校3年)。昨年大会では得意のショートゲームに精彩を欠き、悔し涙を見せましたが、ホスト国開催の今年は、その雪辱を期しています。
日本女子アマチュアゴルフ選手権競技では、ショットが不調ながらもベスト16入りを果たすなど、徐々に調子を上げてきました。
ステディなプレースタイルでスコアをまとめる堀は、4人から3人のスコアが採用されることとなった競技方式の中で日本チーム優勝の鍵を握る選手です。
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沿革 |
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日本・韓国・台湾の3ゴルフ協会は、ナショナルチームの選手強化と国際親善を目的に2000年まで日本と韓国、日本と台湾との親善競技を開催してきました。
その後、3協会間でアジアアマチュアゴルフ界を牽引するナショナルチームが互いに切磋琢磨する場を設け、アジア地域のゴルフ界の更なる発展に寄与するとの共通意識が生まれ、2001年から3協会の親善競技を「ネイバーズトロフィーチーム選手権」として国際公式競技に位置付け、3協会が順番にホスト国となり毎年開催され、10回目となる本年より競技方式が上記の通り変更されました。
なお、記念すべき第1回大会は日本がホスト国となり、千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部で開催し、団体戦で男子が優勝、女子が2位となりました。その後、日本チームは男子が2004年大会(宝塚GC・新)、2012年大会(OraGC・韓国)、女子が2004年(宝塚GC・新)、2005年(Sunrise GC・台湾)、2007年(三好CC)の3大会でチーム優勝を果たしています。 |
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開催コース紹介 |
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軽井沢72ゴルフ(http://www.princehotels.co.jp/golf/karu72)
会場の軽井沢72ゴルフ東コース(入山)は、過去女子プロツアー競技も開催されていたゴルフファンになじみ深いコースです。
軽井沢の丘陵地に展開する18ホールは雄大で、各ホールも特徴あるデザインが施され高い戦略性を誇ります。2014年の世界アマチュアゴルフチーム選手権の開催コースにも決定しています。 |
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