HOME
International Championships
[国際競技]
大会のみどころ
成績
組合せ・スタート時刻
競技報告
出場選手
競技概要
フォトギャラリー
大会の記録
国際競技日程

JGA National Team Official Supplier
MIZUNO
FOOTJOY
SRIXON
asics
Championship Reports
競技報告
【日本チーム首位の立役者、佐藤太地は「自分でも信じられない内容」】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
練習ラウンドでアイアンショットの復調のきっかけをつかんだ佐藤太地(札幌光星高校3年)はこの日もショットが安定していた。1番で2打目を木に当てて、いきなりのピンチを迎えたが、190ヤードの3打目で見事にグリーンを捉えて、パーをセーブ。ピンチを切り抜けた佐藤は4番で60ヤードの2打目をサンドウェッジで60センチにつけバーディを先行すると、5番は3メートル、6番で5メートルを沈めて3連続バーディ。7番からは得意のショートゲームが冴えスコアカード通りのプレーを続けると13番(パー5)でも確実にバーディを決めて、4バーディ・ノーボギーの完璧なプレーで68をマーク。通算9アンダーパーで個人戦単独首位に立ち
、日本チーム首位奪取の立役者となった。

「今日のアイアンショットは今年一番の出来かも」2日連続でチームを牽引した佐藤は、少しはにかんでみせた。途中、ティーショットが不安定でパーオンを逃しても「アプローチが安定していたので、ストレスなくパーを拾えた」と満足げ。2日間の好スコアの要因は、アイアンショットの出来ももちろんだが、直前に出場したスピリットインターナショナルの経験が大きいという。「それまで海外選手とプレーした経験があまりなくて、英語が話せなかったり、プレースタイルの違いに智堂こともあった。けど、スピリットに出場したことで、片言でも同伴競技者と英語でコミュニケーションを取ったり、他国の選手のプレースタイルに惑わされることもなくて。自分のリズムを守って集中できている」。個人戦首位タイの活躍に「自分自身でも信じられない内容で」と驚きを隠せないが、「スコアはもちろんですが、海外でプレーすることが充実感に繋がっています」と大舞台を心から満喫している。

日本チームの本選手権の優勝は1987年大会が最後。16年ぶりの栄冠に向けて迎える明日のムービングデーに「ティーショットが安定するように練習します。もう一度、気持ちをリセットしてパーを積み重ね、チャンスをきっちりと獲れるように」と昨日同様、自分のプレースタイルを守って好スコアにつなげることを誓った。

その他の記事はこちら
戻る