HOME [国際競技] JGA National Team Official Supplier 【佐藤は3連続バーディを奪うも終盤にスコアを崩す】 ｜ 第3日 ｜ 競技報告：ＪＧＡ 写真：ＪＧＡ 佐藤太地（札幌光星高校3年）は、3、5番とボギーが先行し「リズムが作れなくて焦ってしまった」と話すが、7番で13メートルのバーディパットをねじ込んで落ち着きを取り戻すと、8番でも10メートル、11番では5メートルの長いバーディパットを決めて見せる。圧巻は13番（パー5）から。このホールで確実にバーディを奪うと、14番で5メートル、15番では残り150ヤードのセカンドショットを8番アイアンで1.5メートルにつけて3連続バーディ。一気にスコアを4アンダーパーまで伸ばした。 しかし、「目標の5アンダーパーまでスコアを伸ばそうと欲が出てしまって…冷静さを失ってしまった」とこの後は一転、17番（パ 途中４アンダーまでスコアをのばすも ー3）では風を読み間違えてグリーン手前の池に打ち込みダブルボギー、続く最終18番（パー5）は「意地でもバーディを狙おう」と無理な攻めがたたり、2度も池に打ち込むミスで連続ダブルボギーを喫し、終わってみればスコアを伸ばせずこの日イーブンパーでホールアウト。 「17番は良いショットだったのですが、思ったより風が強くて。今思えば、手堅くパーを狙って池を大きく逃げれば良かったし、18番も攻めの意識が強すぎて…冷静さを失ってしまったし、自分の判断ミスです」と終盤2ホールの乱調を悔やむ。 国際競技の経験の少なさが最後に露呈してしまった佐藤だが、第2ラウンドまでの日本チーム躍進の原動力となったのは、佐藤の活躍を抜きにしては語れない。第3ラウンドにして首位を明け渡してしまったが、「トップとは4打差で大変だと思うけど、自分はパーを積み重ねるゴルフを徹底して、頑張りますし、1人5アンダーパーを出せれば…」と10度目のタイトルを諦めるつもりは毛頭ない。 その他の記事はこちら 戻る